子供の円形脱毛症が増えている原因とは?再発を防ぐために
円形脱毛症と言えばストレスが原因となって起こるものという印象があり、大人にみられる症状のように思われがちですが、最近では子供の患者数が増えているようです。
昭和のアニメや漫画を見てみると、坊主頭のガキ大将の頭に所謂10円ハゲと呼ばれる円形脱毛症が描かれているのを目にしたことはないでしょうか。実は子供の円形脱毛症は現代に始まったものではないのですね。
近所の子供たちに強気なガキ大将でも、なにかしらストレスを抱えていたのでしょうか。
そう考えると、厳しい親に家の手伝いや下の子の世話などをさせられ、現代っ子よりもよほどストレスの深い生活をしていたのかもしれません。
その点現代ではどちらかというと子供を過保護にしている傾向があり、これは世の中の環境の変化のために仕方のないことと理解できる部分もありますが、たくましい子が減ってきているのは事実だと言えます。
学校生活においても、何かと親が子の生活に口を出し、手を出し、といった具合で本人が自立する機会はなかなか訪れません。
少子化によってきょうだいの数も減り、いまではひとりっこもまったく珍しくない状況です。きょうだい喧嘩をおもいきりしたことがない子も少なくないのではないでしょうか。
また学校生活においても児童同士の喧嘩などが起これば大問題となってしまいます。
家庭でも学校でも良い子を求められ、習い事では努力して成果をあげなくてはならない子もいるでしょう。
未就学児におけるストレスで最も多いのは、きょうだいがうまれたことによる寂しさが挙げられます。
これは家族においてさけられないテーマですが、生まれたばかりの赤ちゃんに親がつきっきりになってしまうのは仕方がないことだと考えず、ときには泣いている赤ちゃんをあとまわしにして上の子を優先にする時間をとってあげるようにしましょう。
おんぶやだっこが不要な年齢になった子でも、あえて赤ちゃんと同じようにしてあげることで心を落ち着かせることができます。
子供の円形脱毛症を発見したときは、ひとつならば家庭で見守って良いでしょう。この段階で受診しても大抵の場合は生えてくるのを待ちましょうと、特に薬などは処方されません。
いくつもある場合や続いているときは受診すると安心です。
小さな子であっても大人と同様に、もしくはそれ以上にストレスをためていることがあります。
円形脱毛症が発症したときは何かしらその原因となるようなストレスの要素に思い当たるふしがあるものです。これを取り除いてあげれば必ず再発を防ぐことができます。
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